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開発レポート:ツアラー600L(ハイエース)

T-590コンセプト 開発レポート 第一話「現実」

2012年6月18日

2012年吉日、ホワイトハウス開発チームにおいて新型キャンパー開発会議が行われた。
「今までの枠に囚われない新型キャンパーを開発しよう!」その大号令のもと、翌日
から「コンセプト車両T-590」の開発が始まった。

発端は数年前に遡る。
ドイツで行われる世界最大のキャンピングカーショー「キャラバンサロン」での出来事
だ。まずは、そのキャラバンサロンの様子を見て頂きたい。
今回紹介する写真は、日本にも輸入されているキャンピングメーカーだ。

アドリア
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屋根から吊るされたバナーが目を引いている。車両の完成度も高い。

ホビー
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トレーラーといえどもこのデザイン。名門アウディと肩を並べる存在感だ。

フェント
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総合受付も桁違い。規模も違えばセンスもピカイチだ。

デスレフ
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商談ブースも洒落ている。空間演出も一流だ。

物販ブース
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流石だ。展示方法も上手い。あれこれみていると…。わたくし“kaihatu”はこの場所で
あるドイツ人(だと思う)と会話を交わす事となる。

ドイツ人
「あなたは日本のキャンピングメーカーなのですね。私は質問も持ってます。日本は
世界に誇る車両メーカーが沢山あります。トヨタはベンツやBMWと並ぶ同じ品質を持ち
販売台数は世界No1です。でも、日本のキャンピングカーはカッコ悪い。何故ですか?」
“kaihatu”
「・・・・・・・・・・。」

答えられなかった…。
日本にはキャンピングカーの歴史が浅いから? 市場が小さいから?
その答えは、全て自分自身への言い訳となる。
最後にドイツ人は「日本の顧客は満足しているのか?」と尋ねて去って行った。
確かに! わたしはその問いを繰り返し自問し続けた。
このT-590の開発は、本当はこの瞬間に始まっていたのだ。

おまけ①
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キャンラバンサロンの開場前、ブース内ではスタッフ達が踊っている。
素晴らしい。どうやら社風を歌にしたダンスの様だ。

おまけ②
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振付には意味があり、「このキャンパーに乗って旅をしよう! 未知の世界が待って
いる! 私達がその車両を作り、みんなに届けるんだ!」と歌っている。(勝手にそう解釈しました)
本当に素晴らしい! 日本人には無い感性が宿っている。
わたくし“kaihatu”に何ができるのか…。今、深く考える必要がある。

by “kaihatu”