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開発レポート:Neo(N BOX+)

N BOX Camper 開発レポート 第三話「図面」

2015年2月12日

自分なりに納得をし、今度は地道な図面作業に入る。
図面と聞くと、一般の人には何やらマニアックな世界に感じられる様だが実はこれが面白い。

若き日、わたくしの父“kaihatuのchichi”(ウルトラマンじゃないけど)がこう言った。
「図面はね、すごいんだ。言葉が通じなくてもどの国の人にも伝える事が出来る。」
「お父さんは、英語は話せないけど図面で会話できるんだ!」
まだ、ランドセルを背負い丸坊主だったわたくしは、「へぇー、お父さんすごいね!」と純粋に思ったものだ。“chichi”は大手の設計部門に在籍し、毎晩帰りも遅かった。
その上、出張も多く設計屋としてよく海外へも赴いた。
夕方、帰宅途中の背広姿のサラリーマンを見つけては、「あの人、会社休みなの?」と“haha”によく尋ねたものだ。世間を知らない若き“kaihatu”には、夕方に見るサラリーマンの姿が不思議に思えたのだろう。

ちなみに、“haha”は厳格な人でマナーについては人一倍厳しかった。丸坊主だった“kaihatu”には、あまりにも厳しく辛かった。だが人間とは不思議なものだ。いざ大人になってみると、“haha”の教えは正しく、今になって本当に感謝している。

反対に勉強に関しては、全くの叱られた記憶が無い。(ただ記憶していないのかも…)
そんな環境の中、絵を描く事に興味を持ち、徐々に美術やデザインの道へと進んで行く事になる。……この続きはまた今度。

地道な図面と言っても、今はコンピューターの時代。個人的にはアナログに惚れ込んでいるが、時代の流れにも逆らえずCADにデータを入れ込んでいく。
そして、立体として色付けしたものがこのデータ。
CAAYY116
我ながらきれいなラインだ。シンプルさの中に清潔感とシャープなイメージを受ける。
頭の中のイメージが具現化されていく。

さらにベース車両のハイグレードタイプも。
120402_NBox_Custom_BlueP_pop
うむ。なかなかの仕上がりだ。 と言ってもこれらはあくまでもモニターの中の世界、
実物を目の前にするのとは大きく違う。次回はこれらのデータを基にクレーモデルの造形力をご紹介しよう。

by“kaihatu”